2017年04月07日

謙信の愛刀購入…上越市の税金投入めぐり論議 反対の市民らが署名提出

 戦国時代の武将、上杉謙信(1530~78年)の愛刀とされる国宝「太刀 無銘一文字」が、約420年ぶりに古里の上越市に戻ってくる見通しとなった。約3億3千万円の事業費を計上した同市の平成29年度一般会計予算案が市議会で認められ、市は所有する岡山県在住の個人から譲り受ける財源を確保。30年にリニューアルする総合博物館の目玉として展示したい考えだ。ただ税金の投入に反対する市民ら256人分の署名も市議会に提出されるなど異論もあり、実現までに曲折もありそうだ。

 「越後の虎」と呼ばれた謙信と、後を継いだ景勝の愛刀として上杉家に伝えられた太刀は、ヤマドリの尾羽のように華やかで美しいことから「山鳥毛(さんちょうもう)」の号を持つ。現在は岡山県立博物館(岡山市)に寄託され、上越市によると専門家の評価額は約3億2千万円。

 市は、市民や企業などからの寄付金と市の予算で取得費を賄う考え。3月24日時点の寄付総額は企業版ふるさと納税を含めて約6500万円にとどまり、このままでは2億円を超える税金を充てることになる。  


Posted by rain072600 at 11:52Comments(0)